金川銅山
□ UPDATE:2015.11.11
伊差川は方言でイジャシチャと呼ばれ、かつて伊差川は「名護からや羽地伊差川や一里 真喜屋兼久ま
でや二里の積り」と歌われ、伊差川が名護からの道程の目安とされていた。
伊差川には指定文化財はありませんが金川銅山跡は近世から近代にいたる産業史跡としての価値が高
い。金川銅山跡之碑には「西暦1496年(尚真20年)に首里円覚寺の大鐘はこの銅山から出た銅
で鋳造したものと伝えられ、その後尚候爵家が中心とした株式組織で明治20年9月試掘許可を受け
採掘製錬し好成績を収め22年3月借区許可其の後十数年継続せしが一時中断せり、明治34年経営
者が変わって再掘大正5年更に経営者が変わり数年も待たずして放棄して廃坑となり現在に至る」と
ある。
~ 名護市教育委員会編集「名護市の文化財」より一部引用 ~